「喪中はがき」は、近親者で1年以内に不幸があった時に、前もって年賀状をいただきそうな相手にその旨を知らせる為に出す挨拶状です。通常は相手が年賀状の準備をはじめるまえに準備をしますので、お知らせが届くのは11月後半ごろです。



●お花はいつ送るの？

喪中のはがきが届いたら、そのタイミングでお花の手配をしてかまいません。
年内に届いたご訃報には、お花も年内にお届けするようにします。
その際、喪中のお花には一言添えるようにします。時候の挨拶は省き、
まずはお悔やみを述べます。



●花束よりアレンジがお勧め

ご遺族に花瓶を探すお手間をかけてはいけないという意味合いからアレンジを
お勧めしております。
花瓶を持っていらっしゃらないこともあるし、たくさんお花が送られてきて、
花瓶が既に使っていてもうない場合もあるためです。


●バラはNG

仏教では仏様にとげものはお供えしてはいけないという風習があります。
バラは基本的にはお悔やみのお花に入れてはいけません。
親しい間柄で、故人がバラが好きなどで敢えてバラを贈ることもありますが、
ビジネスやあまり親しくない間柄の場合、バラは避けましょう。



●色　　

お花はご遺族の気持ちが明るくなるような色合いを選びましょう。
白グリーンはもらったご遺族が寂しい気分になってしまう、という理由から
少し色を入れたパステル色の優しいアレンジが人気です。
　人気の色は、白を基調にパステルカラーのような優しい色合いを組み合わせたもの、
ピンクや水色、紫のご注文が多いです。



●札　またはメッセージカード

ビジネスで送る場合はお札を付けますが　個人でご自宅に贈る場合はお札は付けないことが
多いです。
著名人など、自宅でもたくさんの方がお花を送ることが考えられる方に贈る場合はお札をつけることをお勧めします。



●予算はどのくらいがいいの？

個人で送る場合は　5000円から10000円くらいが一番多い価格帯です。
法人で送る場合は10000円から30000円くらいが多いです



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